栗東国際交流協会 会報

Ritto International Friendship Association
 2008年6月号
(Vol. 34)
栗 東 国 際 交 流 協 会
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平成20年度 通常総会 開催
    
平成20年度RIFA総会が平成20年5月11日(日)午前10時より栗東市中央公民館2階、第2、3会議室にて開催されました。

中野文化交流副委員長の司会にて進行し、最初、岡田会長の挨拶では、「グローバル化という言葉で代表されるように、近年は、もはや国同士の国境は存在しない、そういう時代になりつつあります。こういう時代にこそ、RIFAの活動がますます重要なものとなってきていると思います。」と述べられました。

次に、来賓挨拶では、栗東市副市長中村洋三氏が市長代理として挨拶され、RIFA発足10周年を迎え、ますますの発展を期待する旨の市長のメッセージを朗読されました。また、栗東市議会副議長野正勝氏より、今後もRIFAが、在住外国人に対する支援と多文化交流の重要性を認識しつつ、活躍するよう、応援していただきました。

 総会議長に渕田佳子さんが選出され議事に入り、昨年度事業決算報告、本年度事業予算案が提案通り可決されました。質疑の中で外国人支援事業、会費未納者に対する対処、繰越金の予算措置等の質問がありました.



総会後の記念講演では、栗東西中学校長 新 勝先生に「バーミンハム市での中学生の国際交流〜積極的な交流から学んだこと〜」と題して約1時間お話していただきました。

スライドを通して話され、その要旨は次の通りです。




新 勝先生


「バーミンハム市での中学生の国際交流
        〜積極的な交流から学んだこと〜」



 昨年10月26日より11月2日までの8日間、バークシャー中学校との交流を体験しました。参加生徒は栗東中より5名、葉山中より4名、栗東西中より3名の計12名、付添教員4名の計16名でした。

 現地の校長先生は毎朝、校門で生徒に挨拶をしておられ、校長先生と生徒の関係は実にファミリーで気さくな感じを受けました。体験の重要性、心で接することの大切さを生徒たちは感じ取っていたようです。

 また、就学前教育の重視、視聴覚教育、多民族国家としてお互いに尊重しあうこと、先生の分業化(教科指導、生徒指導等の分業)が進んでいること、図書室が正面玄関入口すぐにあり、利用しやすいということなど、多くの体験を得て帰ってきました。 

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