2008年3月号(VOL-2)
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会員の遠藤正子さんは休暇を利用して、海外あちこちを旅されるそうです。旅なれた遠藤さんの今回の珍道中はいかに・・・ | ||||
予定通り早めに関空着。JALのカウンターでのチェックインにめちゃくちゃ時間がかかった。が、荷物のタグが出ず、結局LOSで再チェックインすることに。手荷物検査を受けて、いざ出国へ。という時になってメキシコのホテルのバウチャーがないのに気づく。検査場を逆戻り、再びJALカウンターへ。?ない落し物にも届いていない。どこにも、ない!ない! 《大慌ての出国》 離陸まで20分を切っているので、時間もない、大慌てで出国へ。飛行機が15分ほど遅れたので、なんとか間に合う。 LOSで飛行機を乗り換え、夜中の12時頃メキシコに到着、一泊する。これを利用してバウチャーをなくしたことを電話で連絡。なんとか泊まれそうで一安心。翌日キューバに向かう。と、バウチャー発見。今までの努力はなんだったのか!!! 《キューバ到着》 午後、キューバ(ハバナ市)に到着。が、ホテルを予約していなかったので、入国が許可されない。わざわざキューバ大使館でツーリストカードをもらっているのに・・・社会主義国はむずかしい。『ここで追い返されてはなるものか』と入国審査で粘り、ホテルを予約してもらうまでに漕ぎ着ける。「お金を持っているか?」の質問に、一瞬"袖の下"を要求されるのかと緊張する。ドルを持っていたが、アメリカと仲の悪いキューバのこと、追い返されるのが心配で「日本円を持っている」と答える。「そんなもの役に立たん」と言われ、「ユーロはどう?」と訊ねてみる。「見せてみろ。」疑われている。前回の旅行の残りのユーロを見せて、やっとホテルを取ってもらう。ちゃんと観光に便利な旧市街を希望することを忘れない。この間停電3回。真っ暗闇の空港に悲鳴に似た叫び声。ところが、一難去ってまた一難。今度は税関で麻薬を持っていないか荷物の検査。犬にまで出動させて、しかも私たち二人だけの。やけに丁寧に嗅ぎまわる。周りに人垣ができて、興味津々、見世物になっている。『失礼な。顔をよく見てくれ』と言いたかったが、追い返されないように黙って検査を受けた。やっと難関突破!街へ。 《いざ、街へ》 ホテルは四つ星、料金は世界並み。だが、ここのエアコンは温度の調節を知らない。一回点けたらどんどん冷える一方。切れば蒸し暑いし。何年前のエアコンや。・・・(この国では超一流)。夕食は、かつてヘミングウエイが通ったレストランでお目当てのロブスターを注文。まあ、なんと大きい!グロテスク!?わらじみたい。いかに私でも全部は食べられず、お持ち帰りに。帰りに街を散策。呼び止められてBAR(バル・・居酒屋風)に立ち寄る。楽団の人たちとワイワイ話したり、踊ったりしながらしばし楽しんだ。若いボーイさんにロブスターをせがまれて差し上げると、風のごとく消えた。 人々はフレンドリーで、音楽と共に明るく暮らしているが、生活は相当困窮しているようだった。帰りにメキシコに着いて、普通の見慣れたものがずいぶんきらびやかに見えた。 |
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