2006年3月号(VOL25-3)
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RIFA英会話初級・中上級講座 

昨年9月から前期、今年1月から後期の講座(各10回)が開催され、ニュージーランド人の男性講師と楽しく勉強しました。初級クラスは日本を訪問したり、滞在する外国人との会話に必要な英会話。中・上級クラスでは、テキストに基づいて、毎回ひとつのトピックについて考える、自分の意見を述べるという高度なものに挑戦しました。


              
RIFA英会話入門講座

めったにない入門クラスで簡単英会話。カナダ人の男性講師の軽快なリズムでの授業で、1時間はあっという間。例題をもとに参加者が順番に答えたり、宿題を考えたりと、学生以来初めての英会話に触れて緊張もあったようですが、ハンドメイドのバースデイケーキが作られてきたり、バレンタインデイの週にはチョコレートのプレゼントがあったりなど、温かく、楽しい雰囲気で7回の講座を終えました。


RIFA日本語教室

毎月第2・4土曜日の午前10:30〜12:00、在住外国籍の方々が栗東市内外から日本語を学びに来ています。ペルー、ブラジル、中国、ニュージーラン ド、アメリカ、ベトナムから来られた方々が、仕事の合間での学習は大変なよ うですが、がんばっておられます。支えているのはRIFA日本語指導ボランテ ィアの方々。思いもかけない質問にどちらも勉強です。ひとつひとつの学習を 積み重ねながら、人と人との絆も深めています。


                            
RIFA日本語講師養成講座(2月18日 3月4日 3月18日)

今年度は栗東市内だけでなく市外からも定員をはるかに超える申し込みが ありました。初級の教え方を佐藤久子先生、中級の教え方を富川和代先生、中級の教え方とまとめとして永保君恵先生にご講義いただきました。日本語講師養成講座は初めていう方もたくさんおられ、興味深く、熱心に聴講されました。 敬語、謙譲語、丁寧語、美化語など、日本語って本当に難しいということがよくわかりました。


                                            
 


「ローマの休日」ちょっと裏話

 ローマのほぼ中央、「トレビの泉」の近くに、映画「ローマの休日」でラストシーンに使われたコロンナ宮殿があります。まるで友人のアパートを訪ねるような小さな入り口を入ると正面にらせん階段があり、2階へと案内されます。この階段、「アン王女」というより「サブリナ」が駆け下りてくるほうが似合うようなこぢんまりとした可愛いものです。2階の美しい大広間の大理石を踏みしめると気分はオードリそのもの。展示してある絵画や彫刻も一見の価値あり。まる1日ウッツィ美術館を堪能したにもかかわらず、友人はここの方がすばらしいと感想をもらしました。土曜日の9:00〜13:00だけの開館なので訪れるのはむずかしいと思いますが、是非一度訪ねてください。
ところで、ご存知でしたか。ラストシーンで王女様が奥に戻られますが、実はそちらの方が出口。憂いをおびた瞳で立ち止まりつつ、グレゴリー・ペックが立ち去る方が宮殿奥へと続きます。さすが名優ですね。スペイン階段そばのマルグッタ通り51番地には、かの新聞記者のアパートが現存します。50余年を経た現在のローマにも、まだ「ローマの休日」を味わう場所がたくさん残っています。(たんぽぽ)

2006年3月号(VOL25-3)

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